お茶の愛葉園 は、現在準備中です。

2020/04/02 14:29

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様、および関係者の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、外出自粛はもとより、マスク不足など不便な状況が続いています。
いまは我慢の時期ですが皆同じです。一緒に頑張りましょう!



みなさん、いかがお過ごしですか?
手洗い、うがい、マスクに、消毒、しっかりやってますか?
出来ましたら、その中に緑茶も試して見て下さい。

今日は少しかたいお話をひとつ。
緑茶に含まれるカテキンは殺菌効果が高く、脂肪燃焼効果があることも良く知られています。
脂肪燃焼効果は他社の製品を見てもトクホであったり機能性表示食品であったり色々な効能がうたわれています。

さて、それでは殺菌効果またウイルスの抑制についてですが、これは静岡県立大学の薬学部より研究結果が示されています。
まず、緑茶にはインフルエンザの原因となるウイルスに直接作用して、これらを無力化する成分が含まれています。
みなさんご存知の茶カテキンがその代表です。

インフルエンザウイルスはウイルス表面からスパイク状に突き出た2種類のたんぱく質を利用してのどや鼻腔の細胞に感染します。
茶カテキンはウイルスのスパイクたんぱく質に直接作用して、その働きを抑えることで感染を防ぎます。
茶カテキンの中でもエピガロカテキンガレートが強い作用を示すことが明らかになっています。

また、茶カテキンとは異なりますが、乾燥茶葉の中に0.5%程度含まれるストリクチニンと呼ばれる成分もウイルス感染を強力に抑える効果があることが分かってきました。
ストリクチニンは茶カテキンと異なり、ウイルス膜と細胞膜との結合を邪魔することにより感染を防ぐと考えられています。

カテキンなど苦み成分は熱いお湯の方がしっかりと抽出出来ます。
安い緑茶を買い、熱々のお湯で淹れ、冷ましてからうがいに使用するのもいいですね。
中でも高いものより、安い番茶と呼ばれるものの方が適しています。

ぜひお試しください。